上顎前歯部の抜歯即時インプラント埋入手術

本日は富山先生による上顎前歯部の抜歯即時インプラント埋入手術を行いました。

術前に検査・クリーニングと並行して、術後一時的に使用していただく義歯の作成を行ないます。
そうすることで、術後に前歯がない期間をなるべく短くすることができます。(術後数日〜1ヶ月ほどは義歯を入れられない場合があります。)

抜歯後にヤグレーザーにて不良肉芽(汚染された組織)を除去してからインプラントを埋入していきます。
その後、術前の採血で作成した血清と骨補填剤を混ぜ合わせたものを一緒に入れ骨造成をはかります。
メンブレン(採血して血液で作成したカサブタの代わりになる組織)で覆い縫合して終了です。

本日は骨量も少なく、長い間病変に侵されていた部位であったために固定を得るのに苦労しましたが無事に終わりました。
術後、状態が安定するのを願うばかりです。

新機材導入:外科用の超音波骨切削器”VarioSurg 3″

本日より新しい機材が入りました。
外科用の超音波骨切削器”VarioSurg 3″です。
従来のものよりも超音波の振動数が多く、より細かな操作が可能になります。

前回まで使用していた機材よりもコンパクトで手入れも簡単なので、準備や片付けを行う側も術者や患者さんと同様に負担減になりました。

本日の患者さんは抜歯と同時に骨造成の処置を行なっていたため、骨がある程度回復しており十分な支持を得ることができました。
最近は、抜歯後にインプラントを検討されている患者さんには事前に説明•相談を行い、骨造成を行うケースが増えてきました。
術前に分からないことや不安なこと等も気軽に相談できる環境づくりに今後も努めていきます。

旗岡八幡神社例大祭

9/7土曜日、9/8日曜日で旗岡八幡神社例大祭が開催されました。
お天気にも恵まれ、とても盛り上がりました!

トミヤマ歯科をはじめ、創星会のスタッフ、友人もお神輿を担がせていただきました。
お祭りは見るのも楽しいけれど、参加するともっともっと楽しいです!
町内会の皆さまありがとうございました。

また、普段は患者さまとして接している、皆さまともたくさんお話しすることができて良い時間を過ごすことができました。
また、来年が待ち遠しいですね♪

お祭りが終わるとすっかり秋です。2024年、残りの日々も大切に過ごしたいと思います。

ソケットリフト:インプラント挿入手術

本日はソケットリフトを含むインプラント埋入手術を行いました。

ソケットリフトとは、上顎の臼歯部にインプラントを埋入するのに垂直的な骨量が十分にない場合に行う術式です。
抜歯した部分から直接的に上顎洞の底部を押し上げ空間をつくり、骨補填剤を入れ骨造成を行います。

上顎洞は副鼻腔のなかで1番大きな空洞です。そのため慎重に底部を押し上げる必要があり、とても難しく繊細な作業です。
鼻呼吸に違和感がないか、鼻から出てきていないか患者様に状態を伺いながら慎重に進めていきます。

ソケットリフトを行ったあと数日は強く鼻をかんだり、口を閉じた状態でくしゃみをしないなど注意が必要です。
消毒や抜糸の際も違和感がないかどうか状態を伺いながら経過を診ていきます。

歯周病と破折:ソケットプリザベーションインプラント手術

本日は歯周病と破折により抜歯になった患者さんへのソケットプリザベーションを行いました。

不良肉芽をヤグレーザー等を用いて丁寧に除去した後に、予め患者さんの血液から取り出した血清と骨補填剤を混ぜ合わせたものを抜歯窩に入れ骨造成をしていきます。

最後に患者さんの血清を凝固させ得たメンブレンというかさぶたの代わりになるもので覆い縫合して終了です。

骨が回復するのを数ヶ月待ち、インプラントの手術を行なっていきます。

最近、破折により歯を失う患者さんが増えています。
定期的なメンテナンスで虫歯や歯周病の状態だけでなく、噛み合わせのバランスもメンテナンスしていくことをおすすめします。

インプラント手術:ソケットプリザベーション

本日は重度の慢性根尖性歯周炎により抜歯になった患者さんにインプラントのオペを行いました。

抜歯後の治癒を促進するために事前に抜歯した際、不良肉芽(汚染されてしまった組織)をヤグレーザー等を用いて綺麗にし、骨補填剤を入れ新しく骨ができるのを待つソケットプリザベーションを行なっています。

まだ骨が完全にできあがっているわけではないため、固定を得るのに苦労しましたが無事に埋入できました。
経過良好で、この後治療とメンテナンスをしながら骨が安定するのを待ちます。

山岸先生執刀のインプラントオペ

今回は山岸先生執刀のインプラントオペで した。


元々左下567連結のブリッジだった所を予めブリッジ切断し、6番ポンティックの部分にイン プラントを打ちました。


今回の採血は山岸先生が行いました。その血液を遠心分離にかけます。


切開、骨膜剥離した後、インプラントを打つ位置を決め、ドリルで骨に穴をあけていきます。


その後インプラント体を埋入し、遠心分離で できた血漿と骨補填剤を混ぜて凝固させたゼ リー状のものを骨の足りない部分に入れてい きます。


今回は比較的骨があった為、骨補填剤は少量で済みました。
最後に縫合を行い終了です。
術後は術部の歯磨きが難しい為、マウスウォッシュを使用することをおすすめしています。
また、術後も口腔内を清潔に保っておくことが大切なのでクリーニングに来ていただきます。

ソケットリフトとインプラント埋入のオペ

ソケットリフトとは骨造成手術の一種で上顎に埋入する際、骨量が足りない場合に行う処置です。


木槌のような道具で上顎洞底部の骨を若木骨折させ、骨折した部位に骨補填剤を用いて骨造成を図ります。

今回は年齢も若いということもあり、長期的な予後を視野に入れて術式を考えました。
また、喫煙者であることを踏まえて術後にビタミンCを服用していただき組織の修復力を補います。

喫煙は血流が悪くなるため、傷の治りに大きく影響します。
勿論、歯周病にも深く関わっています!
身体のためにもお口の健康のためにも、禁煙は大切です。

六島先生

六島先生に、「はたのだい東口クリニック」に2回/月に診療に来ていただいています。

次回は8月20日です。

六島先生は、有名アスリート選手のマウスピース作成を行うなど、その道では有名な先生ですよ。