GBR法で骨の造成

本日はGBR法を行いました。

抜歯を行ってから期間を空け回復を待ちましたが、インプラントを埋入できる骨の状態ではなかったためGBR法を行い骨の造成を行います。

切開して剥離したのち、ヤグレーザーにて不良肉芽(汚染された組織)を丁寧に除去していきます。
そのあとリグロス(歯周組織再生薬)と術前の採血から採取した血漿の組織と骨補填剤を混ぜたものを術部に入れ、メンブレンで覆って終了です。

術後2-3日は腫れが予想されるので、消毒と同時に経過を追っていきます。

喫煙患者さまのインプラント挿入オペ

本日のインプラント埋入オペの患者様は喫煙者の方です。

抜歯後骨の回復を待つのに十分に期間を空けましたが、喫煙の影響で血流が十分に行き届かないことが原因で骨の状態があまり芳しくなく同時にGBR法を行いました。

切開して剥離したあとに、ヤグレーザーで不良肉芽(腐った組織)を丁寧に除去していきます。
インプラント埋入後、周囲に術前の採血から得たPRFと骨補填剤を混ぜ合わせたものを入れメンブレンで覆い終了です。

喫煙は歯肉の状態に大きな影響を及ぼします。これを機に、患者さんが禁煙してくださることを願います。

周囲に術前の採血から得たPRFと骨補填剤を混ぜ合わせたものを入れています。

矯正治療中の患者様のインプラント埋入手術

本日は矯正治療中の患者様のインプラント埋入手術を行いました。
患者さんは上顎の2番(側切歯)が左右共に生まれつき欠損がある方です。
矯正にて綺麗に配列したスペースに2本補うようにインプラントを埋入していきます。

矯正の先生と共に、埋入するためのスペースを確保していただいてからCTやレントゲン写真を見て骨の位置や幅、スペースを何度も確認してオペに移行します。
特に前歯など審美的な部分は、インプラント体と骨補填剤の選択も慎重に検討していきます。

術中も埋入位置や深度をレントゲン写真を撮影し、確認しながら慎重に行います。
インプラントは矯正で動かすことはできないので、全体のバランスも見ながらのオペになります。

最後にいつもどおり、術前の採血から得た血漿成分と骨補填剤を混ぜ術部に入れたあとメンブレンで覆い終了です。

本来であれば即日に仮の歯を作成し前歯がない状態が短くなるよう審美的な回復を行っていく予定でしたが、患者さんの歯肉の状態を考慮し炎症が落ち着いてから行うことになりました。
患者様の状態を考慮し、臨機応変に対応していきます。

GBRを行った患者様のインプラント埋入手術

本日は前回GBRを行った患者様のインプラント埋入手術を行いました。

前回から骨造成の期間を3ヶ月待ちましたが
元々感染していた病巣が大きかったため、できあがった骨は脆く、また隣の歯牙が傾斜している関係で埋入位置の設定が難しい症例でした。

また、埋入と同時に再度GBRを行いました。
術前の採血から得たPRF(多血小板フィブリン)に骨補填剤を混ぜ埋入部に入れます。
メンブレンで覆い縫合して終了です。
今後は定着を待ちながら、クリーニングを行い状態の安定を図ります。

患者さんは術後のレントゲン写真を見て、とても興味深そうにお写真を撮って帰られました!

インプラント学会京都参加の報告


国立今日国際会館で開催されたインプラント学会に参加しました。全国から多くの専門家が集まり、最新の研究や技術について学ぶ貴重な機会となりました。

今回の学会では、鵜の木歯科の田原先生やトミヤマ歯科の富山先生、インプラント専門医を目指している勝先生、衛生士認定医を目指す古賀さんとも参加し、皆さんとの交流を通じて多様な視点や知識を得ることができ、とても有意義でした。

特に印象的だったのは、堀田先生の学会発表です。最新のインプラント技術や治療方針についてのプレゼンテーションは非常に興味深く、実践に役立つ情報が満載でした。また、堀田先生や脇田先生と沢山お話しできた事が何よりも幸せな時間でした。お二人の経験や見解は私にとって大いに参考になり、貴重な学びを得ることができました。

この学会の経験は、自身の医療技術を向上させるための刺激となりました。今後もこのような機会を大切にし、さらなる成長を目指していきたいと思います。

学びと感動が詰まった時間に感謝です。

インプラント学会でお会いした樋口先生
昭和大学時代の同級生の樋口先生が座長をしてて、びっくりしました🥰