重度歯周炎により抜歯 インプラント体埋入手術

本日は重度歯周炎により抜歯することになった#12相当部にインプラント体埋入手術を行いました。

抜歯に際して、インプラント体の上部構造が入るまでの間、一時的な審美性の回復と歯と歯の空間を守るために治療用義歯を作成しました。

術前に看護師さんによる採血を行い、術中に使用する血液中の血清成分と血漿成分を取り出しておきます。

切開・剥離後、ヤグレーザーと鋭匙にて不良肉芽等を取り除き術部を綺麗にしていきます。
ピエゾにて骨を切削後、ドリリングにて形成しインプラント体を埋入していきます。
デンタルX線写真にて確認後、骨欠損部分に骨補填剤と血清成分を混ぜ合わせたものを充填しガイストリッヒ社のバイオガイドにて覆い上から更に血漿成分で造ったメンブレンを被せ縫合して終了です。

翌日に消毒・1週間後の抜糸のあと、定着を待つ間にメインテナンスを継続していきます。
義歯の使用は時期をみて再開します。

重度歯周病→インプラント挿入術

今回は左下2番相当部(#32)のインプラント埋入及び骨造成を行いました。

以前より重度歯周病により暫間的に固定していたのですが、破折により痛みが出たため抜去しインプラント埋入術を行うことになりました。
歯周病は歯を支える骨が破壊される病気ですので、長年骨が歯周病に侵され今回もレントゲン上では骨が殆どなく切開・剥離した際も、全体が不良肉芽(腐った組織)でかなり覆われている状態でした。
重度歯周炎が原因でインプラントになるケースには何件も立ち会いましたが、今回は改めて歯周病の病状の悪さと恐ろしさを体感しました。

レーザーと鋭匙等を用い、可能な限り不良肉芽を除去し慎重にドリリングした後インプラント体を埋入していきました。
骨が殆どないなか、初期固定が得られ無事埋入することができました。
骨補填剤と術前採血から得た成分を混ぜ合わせ周りにしっかり入れたあと、メンブレンで覆い縫合して終了です。

人口における成人の8割は歯周病に罹患しているといわれており、自覚症状がなく気付かぬうちに悪化しているケースが多く見られます。
定期的なメンテナンスは勿論、歯周病の知識と理解が歯周病治療には重要です。

歯周病と破折:ソケットプリザベーションインプラント手術

本日は歯周病と破折により抜歯になった患者さんへのソケットプリザベーションを行いました。

不良肉芽をヤグレーザー等を用いて丁寧に除去した後に、予め患者さんの血液から取り出した血清と骨補填剤を混ぜ合わせたものを抜歯窩に入れ骨造成をしていきます。

最後に患者さんの血清を凝固させ得たメンブレンというかさぶたの代わりになるもので覆い縫合して終了です。

骨が回復するのを数ヶ月待ち、インプラントの手術を行なっていきます。

最近、破折により歯を失う患者さんが増えています。
定期的なメンテナンスで虫歯や歯周病の状態だけでなく、噛み合わせのバランスもメンテナンスしていくことをおすすめします。