糖尿病の既往の患者さまのオペ

本日は山岸先生が前歯部のインプラント埋入オペを行いました。
患者様は糖尿病の既往がある方で、血糖値のコントロールが安定するまでメンテナンスを行いながら経過を観察しておりました。
当院では術前に患者様の既往歴や服薬状況を確認し、必要があれば主治医と相談しインプラントを行っております。

術前に採血を行い、術中に使用するフィブリンとメンブレンを取り出します。
切開•剥離を行った後、鋭匙を用いて不良肉芽(腐った組織)を除去したのちレントゲンを撮影し位置を確認しながらドリリングしていきます。
埋入後、骨補填剤とフィブリンを混ぜ合わせたものを周りに覆うように入れメンブレンで蓋をして縫合しました。

術後は糖尿病の既往のある患者様ですので、感染にはいつも以上に注意をしながらメンテナンスと共に経過を診ていきます。

2本のインプラント挿入オペ

本日は2本のインプラント体埋入オペを行いました。

切開・剥離後に鋭匙とレーザーを用いて不良肉芽(腐った組織)を丁寧に除去していきます。
ピエゾサージェリーを用い超音波で骨を切削した後に、ドリリングして開けた穴にインプラント体を埋入していきます。

レントゲン撮影を行い埋入位置や深度を確認し、キャップを締めたらインプラント体周囲に骨補填剤と術前の採血から得た血清成分をゼリー状にしたものを混ぜ合わせ入れていきます。
最後に血漿成分から得たメンブレンで覆い縫合して終了です。

消毒、抜糸後は使用中のマウスピースを調整したりメンテナンスを行いながら骨に定着するのを待ちます。

六島先生 マウスピース完成

はたのだい東口歯科クリニックに来ていただいている六島先生!

今回も凝ったマウスピース完成です。

今週土曜日に行われるK-1の金子チャンピオンのまうるぴーすが完成したそうです。

今回のお題は【カタストロフィ】

「またもや凝ってしまいました」…..六島先生談

歯を失った場合の補う方法とインプラント挿入オペ選定

本日は破折により歯失った方のインプラント埋入オペを行いました。
歯を失った場合、補う方法には3つの選択肢があります。

⑴義歯(入れ歯)
→取り外し可能な人工歯を入れる方法です。
外科的な処置は必要なく、比較的短い期間で治療が完了します。
しかし、違和感や部位によっては審美性に欠ける、噛む力が天然歯と比べて劣るなどのデメリットがあります。

⑵ブリッジ
→両隣の歯牙を削り、3本連結の被せ物を橋渡しのようにして被せる治療法です。
こちらも外科的な処置は必要なく、短期間で治療が完了します。また、固定式のため義歯に比べ違和感が少ないのが特徴です。
しかし、両隣の歯を削らなくてはならない•両隣の歯牙に負担がかかる•清掃性が悪いなどのデメリットもあります。

⑶インプラント
→失った歯の代わりに人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。
天然歯に近い見た目や咀嚼能力の回復、周囲の歯を痛めない、適切なメンテナンスを受けることで長期的な予後が良いことが特徴です。
しかし、保険適用外の為費用がかかることや手術が必要なこと、治療に期間がかかることがデメリットです。

これらを説明した上で、今回の患者様は
・治療痕のない歯牙を削りたくないこと
・入れ歯やブリッジによる将来的な骨への負担を考慮しインプラントを選択されオペを行いました。

創星会では患者様とのコミュニケーションや信頼関係を大切にし、説明や話し合いを重ねながら治療方法の検討を行なっております。
なにか不安なことや、心配なこと、疑問等ございましたらお気軽に先生やスタッフにご相談ください。

破折により歯を失った方のインプラント挿入オペ

本日は破折により歯を失った方のインプラント埋入オペを行いました。

患者様は歯周病の状態も芳しくないため、周囲の骨欠損も大きく初期固定を得るのが難しい症例になります。

切開・剥離を行った後、不良肉芽(腐った組織)をレーザーと鋭匙を用い除去していきます。今回も広範囲に強固に付着していたため、時間をかけてしっかり綺麗に除去していきました。

その後、ドリリングをしレントゲン撮影をしつつ位置や深度を確認しながらインプラント体を埋入していきます。
今回は初期固定を得るのが非常に難しく、埋入が完了するまで慎重な作業が続きます。

埋入後は術前の採血から得た血清成分と骨補填を混ぜ合わせたものを周りに入れ、骨造成を促します。周囲を血漿成分から得たメンブレンで覆い縫合して終了です。

翌日の消毒、1週間後に抜糸の後はメンテナンスを行いながら経過を追っていきます。

歯周病→歯牙抜去 からのインプラント挿入オペ

歯周病により長年動揺していた歯牙を抜去した方の、インプラント埋入オペを行いました。

術前に看護師さんに採血していただき、オペ中に使用する患者様の血漿成分と血清の成分を遠心分離機にかけ取り出しておきます。

切開・剥離後、不良肉芽(腐った組織)を除去していきますが今回長年歯周病に侵されるていた影響でかなり広範囲に強固に付着していました。
骨も脆く薄い為、アシストは注意しながらバキュームで血液を吸引していきます。

その後、なんとか初期固定を得ることができ無事埋入することができました。
埋入後は周囲に骨補填剤と血清成分を混ぜ合わせたものを入れ骨の造成を図ります。
最後に血漿成分で作成したメンブレンで覆い縫合して終了です。

現在抜糸まで終わりましたが、状態が不安定なのでメンテナンスを行いながら慎重に経過を追っていきます。

糖尿病の既往歴の患者さまのインプラント手術

本日は糖尿病の既往歴のある患者様にインプラント埋入手術を行いました。

糖尿病の既往のある方に関しましては、主治医の先生に対診をとり安全なオペができるかどうか伺います。それから患者様へ説明をしっかり行いオペの日程を決めます。
(事前に糖尿病連携手帳や検査の結果をご持参いただきます。)

糖尿病の既往がある方の外科的処置の場合、感染症に十分注意をすること,傷口の治癒に通常より時間がかかること,低血糖に注意が必要です。

今回、抜糸後経過が浅く骨が十分に骨が回復していなかったため骨造成を同時に行うことになりました。
今後の治療予定の歯牙とのバランスも考慮し、術前にCT/パノラマX線写真/X線写真を撮影して埋入位置を検討していきます。

切開•剥離をした後、不良肉芽(腐った組織)をレーザーを用いて除去していきます。
その後、予め検討した位置にX線写真を撮影し確認しながらインプラント体を埋入していきました。
最後に術前の採血から得た血清と骨補填剤を混ぜ合わせたものを全体に入れ、メンブレンで覆い縫合します。

術後は、細菌感染を防ぐために定期的にクリーニングにいらしていただき注意深く経過観察をしていきます。

GBRのオペからインプラント挿入手術

本日は12月にGBRのオペを行った患者様のインプラント埋入オペを行いました。

GBRにて骨造成を行ったため、埋入予定の位置にはしっかりと骨ができあがっていました。
今回は左下6,7番相当部で、7番相当部が下歯槽管に近いため埋入深度に注意が必要です。
また口を大きく開ける必要があるため、患者様の顎が疲れないように配慮します。

レントゲン写真を撮り、慎重に位置や角度を決めながら2本の埋入が完了しました。
その後、術前の採血から得た血清成分と骨補填を混ぜたものを入れCGFメンブレンで覆い縫合しました。

術後、消毒•抜糸が完了した後はインプラント体の定着を待つ間に他の部位の治療とメンテナンスにて口腔内の環境を整えていきます。