本日はインプラント体埋入手術に際したGBR法を行いました。
GBR法とは、インプラントを埋入する際に必要な顎の骨が不足している場合に、顎の骨の厚みや高さを増やすために行われる治療法です。
術前検査にてCTやパノラマX線写真から、骨量が不足していることが判明したため、患者様に説明し、GBR法で骨量を増やしてからインプラント体を埋入することになりました。
当日はまず、看護師さんによる採血から始まります。
術中に使用する、血清成分と血漿成分を遠心分離機により取り出しておきます。
切開・剥離後、鋭匙とヤグレーザーを用い不良肉芽を丁寧に取り除きます。
そのあと、ディコルチケーション(骨の硬い部分に多数の小さな穴を開け、再生を促す方法)を行い、骨造成を促したい部分に血清成分と骨補填材を混ぜ合わせたものも入れていきます。
十分に骨補填を入れ込んだ後、血漿成分から得たメンブレンと今回はバイオガイドを用い縫合し終了です。
翌日の消毒と1週間後こ抜歯のあとは、経過観察を行い4〜6ヶ月ほど骨が再生されるのを待ちインプラント体埋入手術に移行する予定です。















