GBR法

本日はGBR法を行いました。

20年以上前に外傷で破折した歯牙を抜歯した後、経過を見てオペ日を決めました。
その間、抜歯後からインプラント上部構造が装着されるまでの間の治療用の義歯も作成していきます。

オペ当日、術前に採血した血液から取り出した血漿の成分と骨補填剤を混ぜ合わせたものとメンブレンという瘡蓋の代わりになるようなものを作成しました。

切開と剥離を行ったあと不良肉芽(腐った組織)を除去していくのですが、破折してから抜歯まで時間経過がかなり経っていたこともあり除去にかなりの時間を要しました。
ヤグレーザー等を用い洗浄を行いながら丁寧に除去した後に骨補填剤を入れメンブレンで覆い縫合しました。

今後は骨が新生されるのを待ちインプラント埋入に移行していく予定です。

GBR法で骨の造成

本日はGBR法を行いました。

抜歯を行ってから期間を空け回復を待ちましたが、インプラントを埋入できる骨の状態ではなかったためGBR法を行い骨の造成を行います。

切開して剥離したのち、ヤグレーザーにて不良肉芽(汚染された組織)を丁寧に除去していきます。
そのあとリグロス(歯周組織再生薬)と術前の採血から採取した血漿の組織と骨補填剤を混ぜたものを術部に入れ、メンブレンで覆って終了です。

術後2-3日は腫れが予想されるので、消毒と同時に経過を追っていきます。

山岸先生執刀のインプラントオペ

今回は山岸先生執刀のインプラントオペで した。


元々左下567連結のブリッジだった所を予めブリッジ切断し、6番ポンティックの部分にイン プラントを打ちました。


今回の採血は山岸先生が行いました。その血液を遠心分離にかけます。


切開、骨膜剥離した後、インプラントを打つ位置を決め、ドリルで骨に穴をあけていきます。


その後インプラント体を埋入し、遠心分離で できた血漿と骨補填剤を混ぜて凝固させたゼ リー状のものを骨の足りない部分に入れてい きます。


今回は比較的骨があった為、骨補填剤は少量で済みました。
最後に縫合を行い終了です。
術後は術部の歯磨きが難しい為、マウスウォッシュを使用することをおすすめしています。
また、術後も口腔内を清潔に保っておくことが大切なのでクリーニングに来ていただきます。

ソケットリフトとインプラント埋入のオペ

ソケットリフトとは骨造成手術の一種で上顎に埋入する際、骨量が足りない場合に行う処置です。


木槌のような道具で上顎洞底部の骨を若木骨折させ、骨折した部位に骨補填剤を用いて骨造成を図ります。

今回は年齢も若いということもあり、長期的な予後を視野に入れて術式を考えました。
また、喫煙者であることを踏まえて術後にビタミンCを服用していただき組織の修復力を補います。

喫煙は血流が悪くなるため、傷の治りに大きく影響します。
勿論、歯周病にも深く関わっています!
身体のためにもお口の健康のためにも、禁煙は大切です。

再追加インプラントの患者さま

12年前に初めてインプラント埋入されて、下の歯に3本入っていて、今回は上の歯に3本インプラント埋入されました。

まずは採血から~

自身の血液から抽出される成分を治療に用いるため、採血をさせていただきます。

その採血を、専用の遠心分離機を使用し、血中内にある組織の治癒や修復、再生を促進する働きを持つ成分を濃縮して取り出します。

患者さんに先生疲れただろうと心配されて患者さんにも疲れたでしょうと言いながらお互いをいたわりながらのインプラント手術でした。お疲れ様でした😅

「骨造成」+インプラント手術

今日の患者さまもインプラントを立てる部分の骨が薄いため、まずは骨造成手術も加えたインプラント手術になりました。とにかく難しいオペで勝先生・富山先生の寿命が短くなるほど(汗)大変なオペでしたが、無事に終わりました!

このように骨が不足している部分に骨補填材を充填することにより、数カ月間の治癒期間を経て骨が再生していきます。

このような方法で、十分な骨を確保する方法は、、インプラントを埋め込んだ後も抜け落ちることなく安心して使用できる等、、多くのメリットがあります。

もちろん!そこには、インプラント後も長期的なケアを行っていくことが大切です!

こちらは、実際にインプラントを埋め込む部分に骨補填材を充填していく様子です。

つづいて

こちらは、本人の血液から採取した人口膜です。骨を補充した後に蓋をしておきます。(絆創膏のようなもの)

無事に手術も終了しました。

今後はアフターケアを続けて行っていきましょう!

2023年 デジタルアローズ研修会

本日は所属する勉強会の研修会でした。

様々な内容の発表があり

参加者には有意義な研修会だったと思います。

横井節子先生に特別講演を依頼し歯科におけるSDGsをテーマにご講演していただき参加者から好評をいただきました。

今後も更なる良い研修会になる様に自分を始め理事一同頑張っていきます。

創星会からは富山院長が「使える歯を安易に抜かず、移植して再利用する施術」を発表しました。歯もSDG`s !

難易度100のオペ:膿処理からのオペ

難易度100位のオペでした。
海外で歯を抜いた所に膿がたんまりたまっていてので膿をかきだすところからのオペでした。オペは無事に終わり疲れきってしまいました。
富山先生だからできたオペです。


夜はフラフラで肉を食べてお台場の天空の湯に入りに行きリセットして今日もオペ難易度100ですが、頑張ります💪

インプラントオペ 骨粗しょう症/歯周病

今日の患者さまは、20年以上前から通っていただいていただいている患者さまです。

高齢者ということもあり、骨粗しょう症と歯周病でざっくりと骨が溶けてしまっている状態でした。

まず腐ったお肉を取ることから!

次にきれいになったその場所へ、患者さまから採血した血を遠心分離機にかけてできた血清と骨を混ぜ合わせて骨再生へと。

かなり難しいオペで終了した後は、富山先生と勝先生はふらふらに、、

2人の共同オペ!無事に挿入して良かったです。

インプラント骨造成術:採血から

本日も骨が少ない患者様に「骨造成術」でした。

インプラント希望する患者様のなかには骨が少なくて、あきらめる方も少なくありません。

しかし最近では、骨造成術や骨移植術など骨を造る技術、骨生成を促す技術は年々進歩しています。
中でも患者様ご自身の血液を使用した骨造成術は、損傷された組織の再生・治癒に働く成分をたくさん含んだ濃縮した血小板を使用します。この治療は、骨組織の再生を促し、しかも本人の血液を使用するためアレルギーや拒絶反応が起こりにくかったりなど身体に優しい治療法です。

1:骨造成術は院内での患者様の血液採取から始まります。

看護師さんに採血していただいています。

2:生成完了

専用の遠心分離器で採血した血液を遠心分離して生成します

3:治療中

創星会では、これまで様々な状況の患者様へのインプラント手術経験があります。

あきらめている方もまずは一度ご相談ください。最適な方法を見出していきましょう。