重度歯周病→インプラント挿入術

今回は左下2番相当部(#32)のインプラント埋入及び骨造成を行いました。

以前より重度歯周病により暫間的に固定していたのですが、破折により痛みが出たため抜去しインプラント埋入術を行うことになりました。
歯周病は歯を支える骨が破壊される病気ですので、長年骨が歯周病に侵され今回もレントゲン上では骨が殆どなく切開・剥離した際も、全体が不良肉芽(腐った組織)でかなり覆われている状態でした。
重度歯周炎が原因でインプラントになるケースには何件も立ち会いましたが、今回は改めて歯周病の病状の悪さと恐ろしさを体感しました。

レーザーと鋭匙等を用い、可能な限り不良肉芽を除去し慎重にドリリングした後インプラント体を埋入していきました。
骨が殆どないなか、初期固定が得られ無事埋入することができました。
骨補填剤と術前採血から得た成分を混ぜ合わせ周りにしっかり入れたあと、メンブレンで覆い縫合して終了です。

人口における成人の8割は歯周病に罹患しているといわれており、自覚症状がなく気付かぬうちに悪化しているケースが多く見られます。
定期的なメンテナンスは勿論、歯周病の知識と理解が歯周病治療には重要です。

GBR(骨誘導再生法)を行った患者様のインプラント埋入手術

今回は11月にGBR(骨誘導再生法)を行った患者様のインプラント埋入手術を行いました。
(詳しくは再生療法2024.11.21の記事をご覧ください)

GBRの際、歯周病に罹患した歯にリグロス(歯周組織再生薬)を用いた甲斐もあり、骨がしっかりと再生されインプラント体を埋入するのに十分な骨量を確保することができました。
今回は2本埋入しましたが、左下7番相当部(#37)は下歯槽管(下顎骨の中に存在する太い管で、神経や動脈、静脈に繋がっています)に近いため埋入深度に注意が必要です。

先に左下6番相当部(#36)を埋入し、全体の位置やバランスをみて#37に取り掛かります。
レントゲン写真を撮影しながら埋入位置や角度、深度をみて慎重に入れ込んでいきます。
最後に再度術前採血から得た成分と骨補填剤を混ぜ合わせたものを入れ上からメンブレンで覆い縫合して終了です。

術後は多少の腫れが予想されます。
しかし、身体が組織の再生を活発に行っている良い反応です。お痛みや違和感が和らぐのに時間はかかりますが、他の治療やクリーニングを続けて定着を待ちます。

ブリッジ→インプラントへ

本日は山岸先生のインプラントオペです。

患者様は元々ブリッジを入れておられましたが、術前にブリッジを外し術部は綺麗にクリーニングされた状態でオペに入ります。

切開、剥離後に鋭匙を用いて不良肉芽(腐った組織)を取り除いて行きます。
今回は抜歯後数年経過していたので十分に骨量は確保できておりましたが、両隣の歯牙との距離が近く慎重に位置を決め埋入していく必要があります。

ピエゾで骨に穴を開け、レントゲン写真を撮影し位置を慎重に確認しながらドリリングを行います。
位置を決めインプラント体を埋入後、今回は頬側の骨が一部欠損していたのでその部分を補う目的で骨補填剤を入れメンブレンで覆い縫合しました。

ブリッジの寿命は平均5年ほどといわれており、噛み合わせや力のバランスに日々影響を受けています。
定期的なメンテナンスでは、噛み合わせや食い縛り歯軋りによる力のバランスのチェックも重要な項目です。

ソケットリフトを含む3本のインプラン埋入オペ

本日はソケットリフトを含む3本のインプラン埋入オペを行いました。
患者様は義歯を使用しておられましたが以前より不便さを感じており先生と相談の元、今回インプラントを行うことになりました。

右上4番相当部(#14)の位置をガイドにこのあとの2本を埋入していくため非常に慎重に位置を決めていく必要があります。
14番,15番相当部の埋入後、16番相当部に関してはソケットリフトを行いました。

ソケットリフトは骨補填剤を入れながら少しずつシュナイダー膜を押し上げ骨の厚みを造る手技のことで、手指の感覚と押し上げる際の器具を叩く音を聞きながら慎重に行う必要があります。
(骨補填剤は術前に採血した患者様の血液から採取した血清の成分をゼリー状にしたものと混ぜ合わせてたものを使用します)
ソケットリフト後、インプラント体を埋入していきます。

縫合の前にも術部の骨欠損が大きい部位には再度骨補填剤を入れ、同じく術前採血から血漿成分を取り出したメンブレンで術部を覆い縫合して終了です。

翌日の消毒,翌週の抜糸が終了後経過を観ながらクリーニングを続け、傷口の治癒を待ちます。

山岸先生インプラントオペ

今回は山岸先生執刀のインプラントオペでした。術部は左下6番です。
看護師さんに採血をしていただき、その血液を遠心分離にかけます。
今回の患者さんの血液は健康的で綺麗に分離されました。
切開・剥離後、インプラント体を打つ位置の周辺が炎症していた為レーザーで焼きます。その後、ドリルで骨に穴を開けていきます。
穴を開けたらインプラント体を埋入し遠心分離で出来上がった血漿と骨補填剤を混ぜて凝固させたフィブリンゲル (CGF) を骨の少ない場所にのせていきます。
※フィブリンゲルは患者自身の血液を使用し、 添加物等が含まれていない為拒絶反応やアレルギーが出にくいこと、骨再生が早まるなどといった特徴があります。
最後に縫合を行い終了です。

オペ中の歯科衛生士の役割としてライティングや吸引はもちろんですが、オペ中の患者さんは顔全体が圧巾で覆われています。その為我々は患者さんの表情が見えないので痛がっているのか分かりません。多くの方はインプラントを入れるのが初めてなので緊張や不安が大きいと思います。患者さんを安心させるためにも随時声かけを行い痛くないか、具合悪くなっていないかなど声かけも重要だと改めて感じました。

インプラント手術:ソケットリフト

本日はソケットリフトを行いました。

切開、剥離後に汚染された組織(不良肉芽)をレーザーで綺麗に除去した後に骨に穴を開け専用の道具を用いて少しずつ上顎洞を押し上げていく方法です。
同時に骨補填剤を入れることで、骨の高さを上げるができます。

骨の高さを十分に確保したのちインプラント体を埋入し、再度骨補填剤を入れメンブレンで覆い縫合して終了です。

術後は、鼻を強くかんだり口を閉じた状態でくしゃみをするなど注意が必要です。

GBR法

本日はGBR法を行いました。

20年以上前に外傷で破折した歯牙を抜歯した後、経過を見てオペ日を決めました。
その間、抜歯後からインプラント上部構造が装着されるまでの間の治療用の義歯も作成していきます。

オペ当日、術前に採血した血液から取り出した血漿の成分と骨補填剤を混ぜ合わせたものとメンブレンという瘡蓋の代わりになるようなものを作成しました。

切開と剥離を行ったあと不良肉芽(腐った組織)を除去していくのですが、破折してから抜歯まで時間経過がかなり経っていたこともあり除去にかなりの時間を要しました。
ヤグレーザー等を用い洗浄を行いながら丁寧に除去した後に骨補填剤を入れメンブレンで覆い縫合しました。

今後は骨が新生されるのを待ちインプラント埋入に移行していく予定です。

ブリッジからインプラント(感染除去)

今日はブリッジを外しインプラントへ移行する患者さんのオペを行いました。
事前にブリッジは切断し両隣の歯牙は仮歯に置き換えました。
レントゲン上で確認したところ歯周ポケットが深いところの感染除去も同時に行う予定になりました。

切開•剥離を行ったあとyagレーザーにて不良肉芽(汚染された組織)を除去していきます。レントゲン写真で慎重に位置や深度を確認してインプラント体を埋入していきます。


術前採血から得たPRFと骨補填剤を混ぜ合わせたものを、インプラント体周囲と感染を除去した箇所の周囲に入れメンブレンで覆い縫合しました。

定着を待つ間に、仮歯にした箇所を新しく作成したりクリーニングを続けていく予定です。

GBR法で骨の造成

本日はGBR法を行いました。

抜歯を行ってから期間を空け回復を待ちましたが、インプラントを埋入できる骨の状態ではなかったためGBR法を行い骨の造成を行います。

切開して剥離したのち、ヤグレーザーにて不良肉芽(汚染された組織)を丁寧に除去していきます。
そのあとリグロス(歯周組織再生薬)と術前の採血から採取した血漿の組織と骨補填剤を混ぜたものを術部に入れ、メンブレンで覆って終了です。

術後2-3日は腫れが予想されるので、消毒と同時に経過を追っていきます。

喫煙患者さまのインプラント挿入オペ

本日のインプラント埋入オペの患者様は喫煙者の方です。

抜歯後骨の回復を待つのに十分に期間を空けましたが、喫煙の影響で血流が十分に行き届かないことが原因で骨の状態があまり芳しくなく同時にGBR法を行いました。

切開して剥離したあとに、ヤグレーザーで不良肉芽(腐った組織)を丁寧に除去していきます。
インプラント埋入後、周囲に術前の採血から得たPRFと骨補填剤を混ぜ合わせたものを入れメンブレンで覆い終了です。

喫煙は歯肉の状態に大きな影響を及ぼします。これを機に、患者さんが禁煙してくださることを願います。

周囲に術前の採血から得たPRFと骨補填剤を混ぜ合わせたものを入れています。