インプラント学会京都参加の報告


国立今日国際会館で開催されたインプラント学会に参加しました。全国から多くの専門家が集まり、最新の研究や技術について学ぶ貴重な機会となりました。

今回の学会では、鵜の木歯科の田原先生やトミヤマ歯科の富山先生、インプラント専門医を目指している勝先生、衛生士認定医を目指す古賀さんとも参加し、皆さんとの交流を通じて多様な視点や知識を得ることができ、とても有意義でした。

特に印象的だったのは、堀田先生の学会発表です。最新のインプラント技術や治療方針についてのプレゼンテーションは非常に興味深く、実践に役立つ情報が満載でした。また、堀田先生や脇田先生と沢山お話しできた事が何よりも幸せな時間でした。お二人の経験や見解は私にとって大いに参考になり、貴重な学びを得ることができました。

この学会の経験は、自身の医療技術を向上させるための刺激となりました。今後もこのような機会を大切にし、さらなる成長を目指していきたいと思います。

学びと感動が詰まった時間に感謝です。

インプラント学会でお会いした樋口先生
昭和大学時代の同級生の樋口先生が座長をしてて、びっくりしました🥰

新機材導入:外科用の超音波骨切削器”VarioSurg 3″

本日より新しい機材が入りました。
外科用の超音波骨切削器”VarioSurg 3″です。
従来のものよりも超音波の振動数が多く、より細かな操作が可能になります。

前回まで使用していた機材よりもコンパクトで手入れも簡単なので、準備や片付けを行う側も術者や患者さんと同様に負担減になりました。

本日の患者さんは抜歯と同時に骨造成の処置を行なっていたため、骨がある程度回復しており十分な支持を得ることができました。
最近は、抜歯後にインプラントを検討されている患者さんには事前に説明•相談を行い、骨造成を行うケースが増えてきました。
術前に分からないことや不安なこと等も気軽に相談できる環境づくりに今後も努めていきます。

山岸先生執刀のインプラントオペ

今回は山岸先生執刀のインプラントオペで した。


元々左下567連結のブリッジだった所を予めブリッジ切断し、6番ポンティックの部分にイン プラントを打ちました。


今回の採血は山岸先生が行いました。その血液を遠心分離にかけます。


切開、骨膜剥離した後、インプラントを打つ位置を決め、ドリルで骨に穴をあけていきます。


その後インプラント体を埋入し、遠心分離で できた血漿と骨補填剤を混ぜて凝固させたゼ リー状のものを骨の足りない部分に入れてい きます。


今回は比較的骨があった為、骨補填剤は少量で済みました。
最後に縫合を行い終了です。
術後は術部の歯磨きが難しい為、マウスウォッシュを使用することをおすすめしています。
また、術後も口腔内を清潔に保っておくことが大切なのでクリーニングに来ていただきます。

ソケットリフトとインプラント埋入のオペ

ソケットリフトとは骨造成手術の一種で上顎に埋入する際、骨量が足りない場合に行う処置です。


木槌のような道具で上顎洞底部の骨を若木骨折させ、骨折した部位に骨補填剤を用いて骨造成を図ります。

今回は年齢も若いということもあり、長期的な予後を視野に入れて術式を考えました。
また、喫煙者であることを踏まえて術後にビタミンCを服用していただき組織の修復力を補います。

喫煙は血流が悪くなるため、傷の治りに大きく影響します。
勿論、歯周病にも深く関わっています!
身体のためにもお口の健康のためにも、禁煙は大切です。

インプラント手術(破折と歯根嚢胞)

本日は破折と歯根嚢胞が認められる患者さんのインプラントのオペを行いました。

予め抜歯をしたのち、術部位の状態が落ち着くまでの間に週に1度クリーニングにいらしていただきました。
口腔内の環境は術後の予後に大きな影響を与えるため、クリーニングをしながら患者さんが自宅でも状態が保てるよう歯ブラシやデンタルフロス等の指導を行います。

術部位はもちろん、お口全体の状態が整ったところでオペに入ります。

術部を切開した後は、YAGレーザーで汚れた組織(不良肉芽)を除去していきます。


今回の患者さんは、とても大きな炎症があったため必須の処置です。
不良肉芽を除去したあと炎症により骨が著しく破壊されていたたため、今回は先に予め採血して準備をしておいた血漿と骨補填剤を術部に入れてからインプラント体を埋入していきました。

その後問題なければ、前回同様メンブレンで覆い縫合して終了です。

1週間後抜糸を行い、現在クリーニングを再開しながら定着を待っています。

歯の根っこの炎症処置からのインプラント

今日は、破折によって失われた部分に新しく骨を作るための処置とインプラントの埋入を同時に行いました。

まずは、YAGレーザーという機械でレーザーをあてながら汚れた組織(不良肉芽)を除去します。
今回の患者さんは、歯の根っこの先に大きな炎症があったため特に重要な処置です。

そのあとインプラントを埋入し、患者さんの血液から取り出した血漿と骨補填剤を混ぜ合わせ凝固させたものを骨が足りない部分に入れていきます。
最後に患者さんの血液と血液を凝固させる材料で作られたメンブレンというカサブタの代わりになるもので覆い縫合して終了です。

寝ているときの歯軋りや噛み合わせが原因で歯が破折してしまう患者さんが大変多くいらっしゃいます。
就寝時に歯軋りによりかかる力は、体重の5〜10倍といわれています。
定期的な健診で、虫歯や歯周病のチェックはもちろん噛み合わせのチェックも行っていきましょう!

前歯2本のインプラント手術

今日は勝先生のインプラント手術でした。
前歯2本に埋入したインプラント手術でした。

前歯のインプラント手術は、容易な施術ではありません。前歯のインプラント手術は、

  • 顎の骨や歯ぐきが薄い
  • 審美性が損なわれる可能性がある
  • 神経の位置が近い

などの理由から難しい施術といわれています。


かなり難しいインプラント手術でしたが無事に終了しました🫡

前歯のインプランを検討されている方や、前歯のインプラントができないと聞いて不安を感じている方は、ぜひオペ実績の多い創星会へご相談ください。

こちらは、本人の血液から採取した人口膜です。骨を補充した後に蓋をしておきます。(絆創膏のようなもの)

古賀ちゃん復帰&オペ

勝先生のインプラント手術 右上

アシスタントの古賀ちゃん
手首の手術をしてから復帰して久しぶりのオペ助手で頑張ってくれてました。

衛生士学生だった武田ちゃんも古賀先輩が戻って来てくれてとても嬉しそうで新しい空気感がとても良かったです😊

「骨造成」+インプラント手術

今日の患者さまもインプラントを立てる部分の骨が薄いため、まずは骨造成手術も加えたインプラント手術になりました。とにかく難しいオペで勝先生・富山先生の寿命が短くなるほど(汗)大変なオペでしたが、無事に終わりました!

このように骨が不足している部分に骨補填材を充填することにより、数カ月間の治癒期間を経て骨が再生していきます。

このような方法で、十分な骨を確保する方法は、、インプラントを埋め込んだ後も抜け落ちることなく安心して使用できる等、、多くのメリットがあります。

もちろん!そこには、インプラント後も長期的なケアを行っていくことが大切です!

こちらは、実際にインプラントを埋め込む部分に骨補填材を充填していく様子です。

つづいて

こちらは、本人の血液から採取した人口膜です。骨を補充した後に蓋をしておきます。(絆創膏のようなもの)

無事に手術も終了しました。

今後はアフターケアを続けて行っていきましょう!