義歯の違和感等を主訴とされる患者様のインプラント挿入

義歯の違和感等を主訴とされる患者様にインプラント埋入を行いました。

破折が原因で抜歯後、義歯を選択されましたが違和感や噛みづらさ等を感じインプラントに移行することとなりました。

術前に看護師による採血を行い、患者様の血液からオペ中に使う血清成分と血漿成分を遠心分離機にかけ取り出しておきます。

切開・剥離後、鋭匙とレーザーを用いて不良肉芽(汚染された組織)を除去し綺麗になったところでインプラント体を埋入します。
レントゲンで位置や深度を確認し、骨欠損がある部分に血清成分と骨補填剤を混ぜ合わせたものを入れて血漿成分で作られたメンブレンで覆い縫合し終了です。

上顎前歯部の抜歯即時インプラント埋入手術

本日は富山先生による上顎前歯部の抜歯即時インプラント埋入手術を行いました。

術前に検査・クリーニングと並行して、術後一時的に使用していただく義歯の作成を行ないます。
そうすることで、術後に前歯がない期間をなるべく短くすることができます。(術後数日〜1ヶ月ほどは義歯を入れられない場合があります。)

抜歯後にヤグレーザーにて不良肉芽(汚染された組織)を除去してからインプラントを埋入していきます。
その後、術前の採血で作成した血清と骨補填剤を混ぜ合わせたものを一緒に入れ骨造成をはかります。
メンブレン(採血して血液で作成したカサブタの代わりになる組織)で覆い縫合して終了です。

本日は骨量も少なく、長い間病変に侵されていた部位であったために固定を得るのに苦労しましたが無事に終わりました。
術後、状態が安定するのを願うばかりです。