半年前にGBR→インプラント挿入手術

今日は半年前にGBRを行った患者さんに、インプラント埋入手術を行いました。

術前に看護師さんに採血をしていただき、遠心分離機にかけ術中に使う血清成分と血漿成分を取り出します。
血清成分には骨補填剤を混ぜ合わせ、凝固させゼリー上にしておきます。

切開・剥離後、鋭匙を用いて不良肉芽(腐った組織)を取り除きます。
埋入位置を確認し、ドリリングをしレントゲン写真を撮影し問題なければインプラント体を埋入していきます。
インプラント体が問題なく埋入できたことが確認できたら、先ほど作成しておいた骨補填剤と血清成分を凝固させたものを周りにいれ、血漿成分から取り出したメンブレンで覆い、縫合したら終了です。

翌日の消毒と1週間後に抜糸を行ったあと、インプラント体が定着するのを待つ間に他の箇所の治療やメインテナンスを行っていきます。