山岸先生インプラントオペ

今回は山岸先生執刀のインプラントオペでした。術部は左下6番です。
看護師さんに採血をしていただき、その血液を遠心分離にかけます。
今回の患者さんの血液は健康的で綺麗に分離されました。
切開・剥離後、インプラント体を打つ位置の周辺が炎症していた為レーザーで焼きます。その後、ドリルで骨に穴を開けていきます。
穴を開けたらインプラント体を埋入し遠心分離で出来上がった血漿と骨補填剤を混ぜて凝固させたフィブリンゲル (CGF) を骨の少ない場所にのせていきます。
※フィブリンゲルは患者自身の血液を使用し、 添加物等が含まれていない為拒絶反応やアレルギーが出にくいこと、骨再生が早まるなどといった特徴があります。
最後に縫合を行い終了です。

オペ中の歯科衛生士の役割としてライティングや吸引はもちろんですが、オペ中の患者さんは顔全体が圧巾で覆われています。その為我々は患者さんの表情が見えないので痛がっているのか分かりません。多くの方はインプラントを入れるのが初めてなので緊張や不安が大きいと思います。患者さんを安心させるためにも随時声かけを行い痛くないか、具合悪くなっていないかなど声かけも重要だと改めて感じました。