33相当部にGBR法とインプラント体埋入手術

今回は#33相当部にGBR法とインプラント体埋入手術を行いました。

術前CTより骨欠損が大きく、当初はGBRのみの予定でしたが患者さんの同意を得て同日にインプラント体を埋入することとなりました。

術前に看護師さんに採血をしていただき、術中に使用する血清成分と血漿成分を遠心分離機にて取り出しておきます。

切開•剥離後、鋭匙とヤグレーザーを用いて不良肉芽を丁寧に取り除きます。
その後、ピエゾサージェリー(超音波切削機器)にて骨を切削しX線写真にて埋入位置を確認しインプラント体を埋入していきます。

埋入が完了したら骨欠損部の骨造成を促すために採血から得た血清成分とガイストリッヒ社のバイオスコラーゲンを欠損部に入れ、血漿成分で造ったメンブレンで覆い縫合して終了です。

翌日の消毒と1週間後の抜糸のあと、インプラント体の定着を待つ間にメインテナンスを継続していきます。