本日は、右下5番〜7番にかけてブリッジ治療をされていた患者さまのインプラント手術を行いました。
長年使用されていたブリッジの支台歯の状態を考慮し、今後の安定性や清掃のしやすさを重視して、右下6番(#46)にインプラントを埋入することとなりました。
切開・剥離後、ピエゾサージェリー(超音波機器)を用いて埋入位置を確認しながら骨を整え、専用のドリルで段階的に形成。
周囲の組織に十分配慮しながら、正確な位置にインプラント体を埋入することができました。
埋入後は、術前に採取した血液を遠心分離して得られた血漿成分を骨補填材と混ぜ、骨量の少ない部位に填入。
さらに、薄く伸ばしたフィブリンゲルをメンブレンとして使用し、その上から覆って縫合し、手術は無事に終了しました。
この後は、約3ヶ月間インプラントが骨としっかり結合するのを待ち、最終的な被せ物(上部構造)を装着する予定です。
手術後は、患者さまもほっとされたご様子で、安心してお帰りになりました。













