AED講習会に参加して

こんにちは!今日は、先日参加したAED(自動体外式除細動器)講習会の様子をお伝えします。

講習会の目的

この講習会は、心停止に陥った方を救命するための知識と技術を学ぶことを目的としています。AEDの使い方や心肺蘇生法(CPR)を習得することで、万が一の時に迅速かつ適切な対応ができるようになりたいと考えて参加しました。

カリキュラム内容

講習は専門のインストラクターによる指導のもと、座学と実技に分かれて行われました。最初に、心臓のしくみや心停止の原因について学びました。その後、AEDの取り扱いや操作手順について詳しく説明を受けました。特に印象に残ったのは、AEDの音声ガイダンスが初心者でも簡単に使えるようになっていることです。

実技演習

座学の後は、いよいよ実技演習です。人形を使って心肺蘇生法を実践し、AEDの操作も行いました。何度も繰り返し練習することで、少しずつ自信がついてきました。そこで感じたのは、参加したスタッフ一人一人が本当に頑張っていたことです。それぞれが熱心に取り組み、互いに教え合う姿勢が印象的でした。仲間と協力し合いながら学べたのも良い経験でした。

参加しての感想

AED講習会はとても有意義な時間でした。心停止はいつどこで起こるかわからないため、今回学んだ知識や技術は大変重要だと感じました。また、周りの人たちと協力して行動することの大切さも改めて認識しました。スタッフ全員が真剣に取り組んでいた姿は、救命のための大切な心構えを教えてくれました。

皆さんもぜひ、AED講習会への参加を検討してみてください。一人でも多くの人がこの知識を持つことで、救命の可能性が高まると思います。

以上、AED講習会の様子でした。ご覧いただきありがとうございました!

破折した歯牙の抜糸即時埋入オペ

本日は破折した歯牙の抜糸即時埋入オペを行いました。

今回は前歯部のため、審美性を維持する目的で事前にインプラント上部構造が完成するまでの期間使用する治療用義歯を作成しました。

抜歯後、切開剥離を行ったあとヤグレーザーで不良肉芽を除去していきます。
頬側の骨が薄いため、アシストは骨に当たらないよう外科用サクション位置に注意が必要です。
ドリリング後、埋入位置と深度をレントゲン撮影を行い確認し埋入していきます。
埋入後、術前の採血から得た血清の成分を骨補填剤と混ぜ合わせゼリー状にしたものを骨が足りない部分に入れ、血漿成分から作られたメンブレンで覆い縫合しました。

今回はバイオガイドも併用し、軟組織の治癒の促進を図ります。

翌日消毒と1週間後の抜糸にて歯肉の状態を確認してから治療用義歯を使用していただく予定です。
インプラントが安定するまでの期間、歯科衛生士は定期的なメンテナンスにて口腔内の状態を管理していきます。

GBR法を行なってから8か月経過のインプラント埋入

本日はGBR法を行なってから8か月経過した患者さんのインプラント埋入を行いました。

骨はしっかりと回復してはいますが、下顎左下7番相当部(#37)は下歯槽管との距離が近いため埋入深度に注意が必要です。
レントゲン写真を撮りながら慎重に位置を決めて埋入していきました。

また、患者様の体質によっては麻酔が効きにくいもしくは代謝が早く麻酔が切れやすい方もいらっしゃいます。
麻酔後の時間経過や患者様にお痛みがあるか伺いながら適切なタイミングで麻酔の管理を行います。

インプラント埋入後は、骨補填剤を入れCGFメンブレンで覆い縫合して終了です。

雅子先生 登場

雅子先生が4月から、東口歯科クリニックに水曜日のみ働きにいきます。

患者のみなさま、よろしくお願いします。

GBR法 8か月経過後のインプラント挿入

本日はGBR法を行なってから8か月経過した患者さんのインプラント埋入を行いました。

骨はしっかりと回復してはいますが、下顎左下7番相当部(#37)は下歯槽管との距離が近いため埋入深度に注意が必要です。
レントゲン写真を撮りながら慎重に位置を決めて埋入していきました。

また、患者様の体質によっては麻酔が効きにくいもしくは代謝が早く麻酔が切れやすい方もいらっしゃいます。
麻酔後の時間経過や患者様にお痛みがあるか伺いながら適切なタイミングで麻酔の管理を行います。

インプラント埋入後は、骨補填剤を入れCGFメンブレンで覆い縫合して終了です。

今回喫煙者であったためGBR後から8か月の期間を待ちましたが、患者様は抜糸後から今日現在まで禁煙をされていました。
その甲斐あってか、骨が綺麗に回復したと思われます。喫煙が口腔内に及ぼす影響は計り知れません。今後患者さまが継続して禁煙していただけるよう願っております。

重度歯周病→インプラント挿入術

今回は左下2番相当部(#32)のインプラント埋入及び骨造成を行いました。

以前より重度歯周病により暫間的に固定していたのですが、破折により痛みが出たため抜去しインプラント埋入術を行うことになりました。
歯周病は歯を支える骨が破壊される病気ですので、長年骨が歯周病に侵され今回もレントゲン上では骨が殆どなく切開・剥離した際も、全体が不良肉芽(腐った組織)でかなり覆われている状態でした。
重度歯周炎が原因でインプラントになるケースには何件も立ち会いましたが、今回は改めて歯周病の病状の悪さと恐ろしさを体感しました。

レーザーと鋭匙等を用い、可能な限り不良肉芽を除去し慎重にドリリングした後インプラント体を埋入していきました。
骨が殆どないなか、初期固定が得られ無事埋入することができました。
骨補填剤と術前採血から得た成分を混ぜ合わせ周りにしっかり入れたあと、メンブレンで覆い縫合して終了です。

人口における成人の8割は歯周病に罹患しているといわれており、自覚症状がなく気付かぬうちに悪化しているケースが多く見られます。
定期的なメンテナンスは勿論、歯周病の知識と理解が歯周病治療には重要です。

GBR(骨誘導再生法)を行った患者様のインプラント埋入手術

今回は11月にGBR(骨誘導再生法)を行った患者様のインプラント埋入手術を行いました。
(詳しくは再生療法2024.11.21の記事をご覧ください)

GBRの際、歯周病に罹患した歯にリグロス(歯周組織再生薬)を用いた甲斐もあり、骨がしっかりと再生されインプラント体を埋入するのに十分な骨量を確保することができました。
今回は2本埋入しましたが、左下7番相当部(#37)は下歯槽管(下顎骨の中に存在する太い管で、神経や動脈、静脈に繋がっています)に近いため埋入深度に注意が必要です。

先に左下6番相当部(#36)を埋入し、全体の位置やバランスをみて#37に取り掛かります。
レントゲン写真を撮影しながら埋入位置や角度、深度をみて慎重に入れ込んでいきます。
最後に再度術前採血から得た成分と骨補填剤を混ぜ合わせたものを入れ上からメンブレンで覆い縫合して終了です。

術後は多少の腫れが予想されます。
しかし、身体が組織の再生を活発に行っている良い反応です。お痛みや違和感が和らぐのに時間はかかりますが、他の治療やクリーニングを続けて定着を待ちます。

ブリッジ→インプラントへ

本日は山岸先生のインプラントオペです。

患者様は元々ブリッジを入れておられましたが、術前にブリッジを外し術部は綺麗にクリーニングされた状態でオペに入ります。

切開、剥離後に鋭匙を用いて不良肉芽(腐った組織)を取り除いて行きます。
今回は抜歯後数年経過していたので十分に骨量は確保できておりましたが、両隣の歯牙との距離が近く慎重に位置を決め埋入していく必要があります。

ピエゾで骨に穴を開け、レントゲン写真を撮影し位置を慎重に確認しながらドリリングを行います。
位置を決めインプラント体を埋入後、今回は頬側の骨が一部欠損していたのでその部分を補う目的で骨補填剤を入れメンブレンで覆い縫合しました。

ブリッジの寿命は平均5年ほどといわれており、噛み合わせや力のバランスに日々影響を受けています。
定期的なメンテナンスでは、噛み合わせや食い縛り歯軋りによる力のバランスのチェックも重要な項目です。