矯正治療中の患者様のインプラント埋入手術

本日は矯正治療中の患者様のインプラント埋入手術を行いました。
患者さんは上顎の2番(側切歯)が左右共に生まれつき欠損がある方です。
矯正にて綺麗に配列したスペースに2本補うようにインプラントを埋入していきます。

矯正の先生と共に、埋入するためのスペースを確保していただいてからCTやレントゲン写真を見て骨の位置や幅、スペースを何度も確認してオペに移行します。
特に前歯など審美的な部分は、インプラント体と骨補填剤の選択も慎重に検討していきます。

術中も埋入位置や深度をレントゲン写真を撮影し、確認しながら慎重に行います。
インプラントは矯正で動かすことはできないので、全体のバランスも見ながらのオペになります。

最後にいつもどおり、術前の採血から得た血漿成分と骨補填剤を混ぜ術部に入れたあとメンブレンで覆い終了です。

本来であれば即日に仮の歯を作成し前歯がない状態が短くなるよう審美的な回復を行っていく予定でしたが、患者さんの歯肉の状態を考慮し炎症が落ち着いてから行うことになりました。
患者様の状態を考慮し、臨機応変に対応していきます。

GBRを行った患者様のインプラント埋入手術

本日は前回GBRを行った患者様のインプラント埋入手術を行いました。

前回から骨造成の期間を3ヶ月待ちましたが
元々感染していた病巣が大きかったため、できあがった骨は脆く、また隣の歯牙が傾斜している関係で埋入位置の設定が難しい症例でした。

また、埋入と同時に再度GBRを行いました。
術前の採血から得たPRF(多血小板フィブリン)に骨補填剤を混ぜ埋入部に入れます。
メンブレンで覆い縫合して終了です。
今後は定着を待ちながら、クリーニングを行い状態の安定を図ります。

患者さんは術後のレントゲン写真を見て、とても興味深そうにお写真を撮って帰られました!

インプラント学会京都参加の報告


国立今日国際会館で開催されたインプラント学会に参加しました。全国から多くの専門家が集まり、最新の研究や技術について学ぶ貴重な機会となりました。

今回の学会では、鵜の木歯科の田原先生やトミヤマ歯科の富山先生、インプラント専門医を目指している勝先生、衛生士認定医を目指す古賀さんとも参加し、皆さんとの交流を通じて多様な視点や知識を得ることができ、とても有意義でした。

特に印象的だったのは、堀田先生の学会発表です。最新のインプラント技術や治療方針についてのプレゼンテーションは非常に興味深く、実践に役立つ情報が満載でした。また、堀田先生や脇田先生と沢山お話しできた事が何よりも幸せな時間でした。お二人の経験や見解は私にとって大いに参考になり、貴重な学びを得ることができました。

この学会の経験は、自身の医療技術を向上させるための刺激となりました。今後もこのような機会を大切にし、さらなる成長を目指していきたいと思います。

学びと感動が詰まった時間に感謝です。

インプラント学会でお会いした樋口先生
昭和大学時代の同級生の樋口先生が座長をしてて、びっくりしました🥰

高山選手 来院

はたのだい東口歯科クリニックにて、マウスピース作成をお願いしている六島先生が、高山選手を連れて来院してくれました。

高山選手は、日本Sフライ級王者です。

今回は、11月12日のタイトルマッチ仕様のマウスピースの型取りに来院してくれました。

チャンピオンベルトも持参していただけて、皆んなで楽しくパチリ!

はたのだい東口歯科クリニックでは、スポーツ選手のマウスピースも作成しています。

ぜひご相談ください、お待ちしています。

スポーツマウスピース(マウスガード)

スポーツ競技において歯と顎を守ってくれます。 顎と口まわりへの衝撃をやわらげ、歯の破折や、顎の骨折、口の中と外の軟組織のケガの防止、脳震盪の予防にもなります。 また、マウスピースを噛みしめることで強い瞬発力をうみだし、集中力を高めるという効果も期待されます。

上顎前歯部の抜歯即時インプラント埋入手術

本日は富山先生による上顎前歯部の抜歯即時インプラント埋入手術を行いました。

術前に検査・クリーニングと並行して、術後一時的に使用していただく義歯の作成を行ないます。
そうすることで、術後に前歯がない期間をなるべく短くすることができます。(術後数日〜1ヶ月ほどは義歯を入れられない場合があります。)

抜歯後にヤグレーザーにて不良肉芽(汚染された組織)を除去してからインプラントを埋入していきます。
その後、術前の採血で作成した血清と骨補填剤を混ぜ合わせたものを一緒に入れ骨造成をはかります。
メンブレン(採血して血液で作成したカサブタの代わりになる組織)で覆い縫合して終了です。

本日は骨量も少なく、長い間病変に侵されていた部位であったために固定を得るのに苦労しましたが無事に終わりました。
術後、状態が安定するのを願うばかりです。